Show posted at 2021-04-04 updated at 2021-12-15 概要Excelを介さずPower Automate Desktop(以下PAD)だけでCSVを整形します。元記事は以前コミュニティフォーラムに投稿したものです。日本語環境の問題を加味して加筆しています。 今回の作業CSV(comma-separated values)はカンマで区切りと改行からならるデータ形式のテキストです。まだまだお目にかかりますが、ケースによっては結構厄介者です。理由はサンプルデータを確認して頂ければと思います。 必要な環境および注意点Power Automate Desktop ここに挙げるのはベストプラクティスでもなく、個人の見解としての一例です。 サンプルデータの準備折角なのでPADを実行することでSample.csvを作成します。 データテーブルについては過去記事を参照していただければと思います。
フローを実行するとExcelが使える環境下ではデスクトップに次のようにファイルが作成されます。 ダブルクリックでExcelから開くと以下のように文字化けします。 CSVは最初にも述べたようにテキストなので当然文字コードを持っています。CSVは一般的にUTF-8が使われます。 BOMについて、ウィキペディアバイト順マークから引用いたします。
メモ帳アプリから開くと文字化けなく内容を表示できます。またメモ帳の保存時の通常文字コードはUTF-8になっています。 前置きが長くなりましたが上記の問題を踏まえてPADの自動化処理の中でPowerQueryを使うのは大変そうだったので、今回のケースではPADに用意されたアクションだけでやってみます。 フロー作成今回のフローでは、CSVから読み込んだデータをすべて変数内で処理しCSVに書き込みます。
まとめデータの複雑さよるとは思いますがPADの基本機能だけでCSVの整形ができました。 大量データの場合、速度は期待できません。 参考、引用ウィキペディアバイト順マーク Register as a new user and use Qiita more conveniently
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