この記事では、Dropbox の同期に関する問題や起動時の問題の基本的な修正方法について説明しています。以下のような場合には、ここで記載している手順をお試しください。
- ファイルとフォルダが更新されない。
- 一部のファイルがデバイスに表示されない。
- ファイルの更新に時間がかかるか、更新が停止してしまう。
- 「Dropbox が破損しています」や「アクセスが拒否されました」などのエラーが表示される。
Dropbox がファイルを同期する方法についての詳細は、こちらをご覧ください。
注:お使いのデバイスでインターネット接続の信頼性が低い場合や、ファイルのサイズが非常に大きい場合は、Dropbox の同期に時間がかかることがあります。Dropbox の同期が追いつくまで数分待ってみてください。それでもうまくいかない場合は、以下の手順をお試しください。
Dropbox を見つける
- ウェブの場合:
- ご利用のスマートフォンまたはパソコンで、www.dropbox.com にアクセスします。
- パソコンの場合:
- Dropbox は、エクスプローラー(Windows)や Finder(Mac)の Dropbox フォルダ内に見つかります。
- タスクバー(Windows)またはメニューバー(Mac)にある Dropbox アイコンをクリックします。
- スマートフォンまたはタブレットの場合:
- Dropbox モバイル アプリをご利用いただけます。
インターネットの接続状態を確認する
- デバイスがインターネットに接続されていることを確認します。
- 速度テストを実行して接続の詳細を確認できます。
- デバイスがデータを使用している場合は、代わりに Wi-Fi に接続してください。
Dropbox を再度開くまたは更新する
- Dropbox のウェブサイトをご利用の場合は、dropbox.com を更新するか再読み込みしてください。
- Dropbox デスクトップ アプリまたはモバイル アプリをご利用の場合は、 アプリを終了して再起動してください。
Dropbox でお使いのデバイスがサポートされていることを確認する
Dropbox のシステム要件の記事で、お使いのデバイスとオペレーティング システムが Dropbox でサポートされていることを確認してください。サポートされていない場合は、デバイスをアップデートするか別のデバイスをご利用ください。
Mac では、Dropbox に完全なディスク アクセスを許可してください。
MacOS 10.15 以降をお使いの場合は、次の手順に沿って Dropbox によるアクセスを許可するように権限を設定します。
注:開始する前に必ず、dropbox.com にログインしていることを確認してください。
- パソコン上で、画面の左上にある Apple メニュー(Apple アイコン)をクリックします。
- [システム環境設定]をクリックします。
- [セキュリティとプライバシー]をクリックします。
- [プライバシー]タブをクリックします。
- 左下にある[変更するにはカギをクリックします]の横にある鍵のアイコンをクリックします。
- Mac のユーザ名とパスワードを入力します。
- 左側のメニューで、下にスクロールして[フル ディスク アクセス]をクリックします。
- [Dropbox]の横にあるチェックボックスをオンにします。
- [後で]をクリックします。
- 左側のメニューで、[アクセシビリティ]をクリックします。
- [Dropbox]の横にあるチェックボックスをオンにします。
- 鍵のアイコンをもう一度クリックします。
- Dropbox デスクトップ アプリを終了して再起動します。
アカウントを確認する
同じデバイスで複数のアカウントにログインできるため、同期したはずのファイルが見つからない場合は、正しいアカウントを使用していることを確認してください。Dropbox のログインまたはログアウト方法についてはこちらをご覧ください。
同期ステータスを確認する
ファイルやフォルダがデバイス間で異なる場合は、同期のステータスを確認できます。また、選択型同期によってデバイスからフォルダが削除されていないことを確認することもできます。
Dropbox デスクトップ アプリを開いたままにしておく
- パソコンの Dropbox フォルダにファイルを追加した場合、dropbox.com またはモバイル アプリでそのファイル同期するには、Dropbox アプリを実行したままにしておく必要があります。
- デバイス間でファイルが同期されたら、パソコンで Dropbox を閉じることができます。
他のアプリケーションを閉じる
Dropbox のファイルの 1 つを他のアプリケーション(Word など)で開いていると、ファイルが正しく同期されないことがあります。まずは Dropbox 以外のアプリケーションをすべて閉じ、Dropbox でファイルを閉じてから再度開きなおしてください。
ファイル名を確認する
「*」(アスタリスク)や「/」(フォワード スラッシュ)など、ファイル名に含まれる特殊文字の中には、すべてのデバイスで対応されていないものもあります。ファイル名から特殊文字をすべて削除してください。詳細については、ファイルに名前を付ける方法をご覧ください。
ファイルを Dropbox に保存したことを確認する
- タスクバーの検索バー (Windows)またはメニューバーの Spotlight (Mac)を使用して、パソコン内のファイルを検索してください。Dropbox またはリンクされているアプリ内にない場合、Dropbox と同期されません。
- Dropbox にファイルを手動で追加する方法をご覧ください。
フォルダがアカウントに追加されているかどうかを確認する
共有フォルダにあるファイルを編集したけれどもそのフォルダがあなたのアカウント内にない場合は、ファイルに加えた変更はそのフォルダには表示されません。詳細については、アカウントに共有フォルダを追加する方法をご覧ください。
他のユーザーがファイルを変更または移動していないことを確認する
dropbox.com にログインし、他のユーザーがファイルやフォルダを移動、削除、名前の変更をしていないことを確認します。見当たらないファイルの復元方法はこちらをご覧ください。
追加サポートをリクエスト
上記の手順すべてを試してもファイルが同期されない場合は、同期に関する高度なトラブルシューティングのページを確認するか、こちらまでお問い合わせください。
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Macで画像(JPG、PNG)やPDFなどのファイルをダブルクリックすると、プレビュー.appが起動してファイルの内容を閲覧することができます。
しかし、ある時突然ファイルをダブルクリックしてもプレビューが開かず、内容が表示されないケースがあります。また、プレビューアプリが起動してもエラーや応答なしの状態で起動できない場合もあります。
本記事では、Macでファイルのプレビューが開かない/表示できない時の対処方法について詳しく紹介します。
この記事の内容
- 対処1: プレビューアプリを強制終了する
- 対処2: Macを再起動する
- 対処3: macOSをアップデートする
- 対処4: 他のファイルをプレビューできるか試す
- 対処5: プレビューの設定を初期化する
- 対処6: セーフモードで起動する
- 対処7: First Aidを実行する
- 対処8: 別のアカウントを使用する
- 対処9: プレビューアプリを再インストールする
対処1: プレビューアプリを強制終了する
プレビューアプリに一時的な問題が起きて動作が停止して、応答しない状態になっているケースが考えられます。
そのため、プレビューアプリを一度強制終了してから再度起動することで、問題が解決する可能性があります。
プレビューアプリを強制終了してから再度起動するには、以下の手順で操作してください。
- Appleメニュー(リンゴマーク)を開き、「強制終了」を選択します。
- 「アプリケーションの強制終了」ウィンドウが表示されたら、「プレビュー」の項目を選択し、右下の「強制終了」ボタンをクリックします。
- 通常の手順でFinderからファイルをダブルクリックしてプレビューアプリを起動します。
上記の手順で操作できたら、ファイルのプレビューが正常に開けるようになったか確認してください。解決しない場合は、次の対処方法に進んでください。
プレビューアプリを強制終了しても開けない場合は、システムに一時的な問題が起きていることが考えられます。
そのため、Macを一度再起動してから、プレビューが正常に開けるようにならないか確認してください。Macを再起動するには、以下の手順で操作します。
- 上部メニューの「Appleマーク」をクリックして「再起動」を選択します。
- 確認ダイアログが表示されたら、「再起動」をクリックします。
Macを再起動できたら、通常の手順でファイルをダブルクリックしてプレビューが開けるか確認してください。解決しない場合は、次の対処方法を試してください。
対処3: macOSをアップデートする
macOSのバージョンが古いとプレビューアプリに不具合があることが原因で、ファイルのプレビューを開けない場合があります。
そのため、macOSのソフトウェアアップデートを実行して、システムが最新の状態になっているか確認してください。
macOSのソフトウェアアップデートを実行するには、以下の手順で操作します。
- 「Appleマーク」をクリックして、「このMacについて」を選択します。
- 「ソフトウェア・アップデート」ボタンをクリックします。
- アップデートのチェックが開始します。
- 「今すぐアップデート」または「今すぐアップグレード」ボタンが表示されたら、ボタンをクリックしてアップデートを実行してください。
- 「このMacは最新の状態です」と表示される場合は、既にシステムは最新版のため他の対処法を試してください。
macOSを最新バージョンにアップデートできたら、ファイルのプレビューを開けるようになったか確認してください。
対処4: 他のファイルをプレビューできるか試す
プレビューアプリではなく、開こうとしているファイルに問題があることが原因で、プレビューを正常に開けないケースが考えられます。
そのため、別の画像ファイルやPDFファイルを開いて、プレビューが正常に表示されるか確認してください。
プレビューのテストに使えるファイルがない場合は、以下の手順でテスト用のPDFファイルを作成して確認してください。
- Safariを起動し、適当なウェブサイトを開きます。
- 上部のメニューバーから「ファイル」を開き、「PDFとして書き出す」を選びます。
- 「保存先」を指定して「保存」ボタンをクリックします。
- PDFファイルが作成されたら、ダブルクリックでプレビューが開けるか確認します。
一部のファイルのみプレビューが開けない場合は、そのファイルが破損していることが考えられます。ブラウザや編集アプリを使ってファイルを作成し直すか、配布元からファイルを再ダウンロードしてプレビューが開けないか確認してください。
全てのファイルのプレビューが開けない場合は、プレビューアプリに問題があることが考えられるため、次の対処方法を試してください。
対処5: プレビューの設定を初期化する
プレビューアプリの設定データに問題が起きていることが原因で、ファイルのプレビューが正常に開かないケースが考えられます。
そのため、プレビューアプリの設定データを削除してリセットすることで、プレビューが開かない問題が解決する可能性があります。
プレビューアプリの設定データを削除して設定をリセットするには、以下の手順で操作します。
- 「Finder」を起動します。
- 上部のメニューバーより「移動」を開き、「フォルダへ移動」を選択します。
- 「フォルダの場所を入力」の欄に「~/ライブラリ/」と入力してから「移動」ボタンをクリックします。
- 「ライブラリ」フォルダが開いたら、以下の階層にあるプレビュー関連の設定ファイル/フォルダを全て削除、または別の場所(デスクトップ等)に移動します。
Containers/com.apple.quicklook.ui.helper
Containers/com.apple.Preview
Preferences/com.apple.Preview.SandboxedPersistentURLs.LSSharedFileList.plist
Preferences/com.apple.Preview.LSSharedFileList.plist
Saved Application State/com.apple.Preview.savedState
- macOSのバージョンによっては、上記のファイル/フォルダが存在しない場合があります。存在するファイル/フォルダを削除できれば問題ありません。
- 設定データを削除できたら、「Appleマーク」→「再起動」を選択してMacを再起動します。
以上の手順で、プレビューアプリの設定をリセットすることができます。リセット後にMacが再起動したら、ファイルのプレビューが開けるようになったか確認してください。
対処6: セーフモードで起動する
バックグラウンドで動作しているサードパーティのアプリが原因で、ファイルのプレビューが正常に開かないケースが考えられます。
そのため、Macをセーフモードで起動し、プレビューが開けるようにならないか試してみてください。Macをセーフモードで起動するには、以下の手順で操作します。
- Appleシリコン搭載Macの場合:
- 「Appleマーク」をクリックして「システム終了」を選択します。
- Macの電源が完全に切れたことを確認したら、「電源ボタン」を押し続けます。
- 起動オプションの画面が表示されたら「電源ボタン」を離します。
- 「Macintosh HD」を選択し、「shift」キーを押した状態で「セーフモードで続ける」をクリックします。
- IntelCPU搭載Macの場合:
- 「Appleマーク」をクリックして「システム終了」を選択します。
- Macの電源が完全に切れたことを確認したら、「電源ボタン」を押して直ぐに「shift」キーを押し続けます。
- ログイン画面が表示されたら「shift」キーを離します。
以上の手順でセーフモードの起動に成功すると、画面の右上に「セーフブート」と表示されます。
セーフモードで起動できたら、画像ファイルやPDFファイルを開いてプレビューアプリが正常に開くか確認してください。正常にプレビューを開けたら、「Appleマーク」をクリックして「再起動」を選択してセーフモードを終了します。
Macを通常起動した後でプレビューが開けなくなってしまう場合は、続けて以下の手順で不要なログイン項目のアプリを無効にしてください。
- 「Appleマーク」をクリックして「システム環境設定」を選択します。
- 「ユーザーとアカウント」をクリックします。
- 右ペインで、「ログイン項目」タブを開きます。
- アプリの一覧から、不要なアプリのチェックを全て外します。
- 「Appleマーク」をクリックして「再起動」を選択して、Macを再起動します。
不要なログイン項目のアプリを無効にして再起動できたら、通常起動の状態でファイルのプレビューが開けるようになったか確認してください。
対処7: First Aidを実行する
ファイルやボリュームのアクセス権に異常があると、ファイルを開いてプレビューを表示する際にエラーが発生することがあります。
そのため、First Aidを使ってディスクのエラーを修復をして、プレビューが開けない問題が解決しないか確認してみてください。First Aidを実行するには、以下の手順で操作します。
- 「Finder」で「アプリケーション」フォルダを開き、「その他」→「ディスクユーティリティ」を起動します。
- ディスクユーティリティが起動したら、左のリストから「Macintosh HD(起動ボリューム)」を選択します。
- 中央上部にある「First Aid」ボタンをクリックし、確認ポップアップが表示されたら「実行」を選択します。
- プロセスが完了したら、「完了」をクリックします。
First Aidを実行してディスクを修復できたら、ファイルのプレビューが正常に開けるようになったか確認してください。
対処8: 別のアカウントを使用する
ログインしているアカウントの設定データが破損していることが原因で、ファイルのプレビューを表示できないケースが考えられます。
そのため、別のアカウントでログインして、ファイルのプレビューが開けないか確認してください。
別のアカウントが存在しない場合は、以下の手順で新しいアカウントを作成してからログインしてください。
- 「Appleマーク」をクリックして「システム環境設定」を選択します。
- 「ユーザーとアカウント」をクリックします。
- 左下の「鍵マーク」をクリックして、パスワードを入力してロックを解除します。
- 左のユーザーリストの「+」をクリックします。
- 「新規アカウント」を「管理者」に変更し、必要なアカウント情報を入力して、「ユーザーを作成」をクリックします。
- 「Appleマーク」をクリックして「ログアウト」を選択します。
- 「作成したアカウント」を選択してログインします。
別のアカウントでファイルのプレビューが開ける場合は、ログインしていたアカウントの設定データが破損していることが考えられます。
アカウントの設定データの破損が考えられる場合は、新しいアカウントにデータを移行して使用することを検討してください。
対処9: プレビューアプリを再インストールする
ここまでの対処方法を試してもプレビューが開けない場合は、プレビューのアプリ自体が破損していることが考えられます。
そのため、プレビューアプリを再インストールして問題が解決しないか確認してください。
ただし、プレビューアプリはmacOSに組み込まれており、単体での再インストールができないため、macOSを再インストールする必要があります。
データや設定を残したままmacOSを再インストールしたい場合は、以下の手順で操作してください。
- 「Appleマーク」をクリックして「システム終了」を選択して、Macの電源を切ります。
- macOS復旧の画面を表示します。
- Appleシリコン搭載Macの場合:
- 「電源ボタン」を起動オプションが表示されるまで長押しします。
- 「オプション」を選択し、「続ける」をクリックします。
- ユーザーアカウントにログインします。
- IntelCPU搭載Macの場合:
- 「command + R」キーを押した状態で「電源ボタン」を1回押します。
- 復旧画面が表示されたら、「command + R」キーを離します。
- Appleシリコン搭載Macの場合:
- 復旧の画面が表示されたら、「macOS バージョン名(Big Sur)を再インストール」を選択して「続ける」をクリックします。
- 画面に表示される案内に従ってmacOSのインストールを完了します。
- インターネット接続のエラーが表示される場合は、右上のWi-FiアイコンからWi-Fiに接続してください。
macOSを再インストールできたら、ファイルを開いてプレビューが表示されるようになったか確認してください。
岐阜県で10年以上IT関連の仕事をしている30代のITおじさんです。10歳の頃からPCに興味を持ちWebサイトの運営を開始。大学では情報理工学部に所属。スマホ、パソコンの些細なトラブルや悩みの解決方法などのニッチで見つからない情報の発信を心がけています。