iPhoneをポケットやバッグに入れている時に、いつの間にか勝手に電話をかけてしまうことがあります。
場合によっては、一度だけでなく連続で何度も発信してしまうこともあり、親しくない相手にやってしまうと少し気まずいですよね。
というわけで、この記事では、ポケットやバッグに入れたiPhoneが勝手に電話をかけてしまう原因とその対処法について解説していきます。
原因の大半は画面ロックで解決できる
原因の大半は、電話の終了後に画面ロックしないでポケットやバッグに入れてしまっているせいです。
特に、電話の「よく使う項目」や「履歴」を開いたままの状態だと、名前をタップするだけで電話をかけてしまうため、勝手に電話をかけてしまう可能性が高くなります。
電話を使用した後は、必ず電話画面を閉じてロック状態にした後にポケット・バッグにしまうことで、9割以上は解決できるかと思います。
そのほか、ロックするのを忘れた時の対処法として、画面を一定時間操作していない時に自動でiPhoneをスリープ(ロック)状態にする機能がありますので、こちらの設定方法も解説していきます。
iPhoneの画面を自動ロックする方法
- 設定から画面表示と明るさをタップする
- 自動ロックをタップする
- 自動ロックするまでの時間を設定する
画像も付けて、さらに詳しく説明していきます。
1設定から画面表示と明るさをタップする
iPhoneの設定画面から画面表示と明るさをタップして開きます。
2自動ロックをタップする
画面表示と明るさから自動ロックをタップして開きます。
3自動ロックするまでの時間を設定する
自動ロックするまでの時間を、30秒~5分の間で設定します。
誤通話対策としてなら、30秒に設定するのが良いですが、自動ロックされるまでの時間が短すぎるため通常利用時に少し不便になるかもしれません。
Siriや音声コントロールによる誤発信
原因の大半はロックし忘れによるミスタップが原因ですが、「Siri」や「音声コントロール」が反応してしまい、勝手に電話をかけてしまっている可能性もありえます。
「Siri」はロック画面中でも「ホームボタン/サイドボタン」長押しか、「Hey Siri」と話しかけることで起動します。
特に「Hey Siri」はくしゃみで反応してしまうこともありますので、ロック画面中に起動しないように設定しておきましょう。
Siriをロック画面中に起動しないようにする
- 設定からSiriと検索をタップする
- ロック中にSiriを許可をオフにする
画像も付けて、詳しく説明していきます。
1設定からSiriと検索をタップする
iPhoneの設定画面からSiriと検索をタップして開きます。
2ロック中にSiriを許可をオフにする
Siriと検索からロック中にSiriを許可をオフに設定してください。
これでロック画面中に「ホームボタン/サイドボタン」長押しや「Hey Siri」と話しかけてもSiriが起動しなくなります。
もし、ロック画面以外(ホーム画など)でもSiri自体使わないという方は、「”Hey Siri”を聞き取る」や「ホームボタン/サイドボタンを押してSiriを使用」もオフに変更してみましょう。
上記の方法を試しても解決しない場合
その他の原因として、次のようなことが考えられます。
その他誤発信の原因
- 汗・雨による水濡れ
- ロック画面の不在着信表示から発信
- 端末の故障
では、一つ一つ解説していきます。
汗・雨による水濡れ
耐水性能の低い古い端末をお使いの場合には、汗・雨による水濡れで端末が誤作動を起こすことがあります。
特に夏場は、ポケットに入れた状態だと発汗によって端末が濡れてしまうことがありますので注意してください。
ロック画面の不在着信表示から発信
ロック画面中に不在着信が入ると、ロック画面に着信履歴が残ります。
この不在着信表示をタップすると、その電話番号に発信してしまいます。
基本的には、きちんとロックした状態であれば、発信する前にFace ID/Touch IDまたはパスコード認証が必要となりますので問題ありません。
iPhoneをポケットに入れている方限定ではありますが、Touch ID搭載モデルの場合は、ポケットに手を入れた時に認証してしまう可能性がわずかにありますのでお気をつけください。
端末の故障
電話を勝手にかける以外にも動作がおかしい場合は、単純に端末の故障が考えられます。
iPhoneを初期化しても動作がおかしなままの場合は、端末の修理や買い替えを検討してみてください。
まとめ
記事内にも書いたとおり、誤発信のほとんどの原因は電話をした後にロックしないままにしていることが原因です。
ロックをしない状態だと、誤発信してしまう以外にも、子どもにいたずらされて電話をかけてしまうなんてこともありえますので注意しましょう。
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「ロック画面にしているアイフォンなのに、知らない間に電話を発信していた」 アイフォンではロック画面にしておくことで、ポケットやバッグの中に入れている時に誤操作しないようにできます。 しかし間違いなくロックしていたはずなのに勝手に操作されていて困った、という方も多いようです。 ここではロック画面にしているときに勝手に電話が掛からないようにする設定方法を説明していきます。 順に設定を確認していきましょう。
『Siri』の設定をチェック
ロック画面になっていてもホームボタンを長押しすると『Siri』が起動してしまいます。
これが原因で電話を発信している可能性があるので、ロック中にSiriが起動しないように設定しておきましょう。
※『設定』→『一般』→『Siri』からSiriが起動しないようにオフにできますが、そうするとロック画面でホームボタンを長押しした際に『音声コントロール』が起動してしまいます。
『音声コントロール』の機能はオフにできない仕様なので、以下の説明を参考に設定してください。
1.『設定』→『TouchIDとパスコード』とタップし、パスコードを入力
2.ロック中にアクセスを許可の項目にある『Siri』をオフにする
これでロック中にホームボタンを長押ししてもSiriが起動しなくなります。
パスコード要求するまでの時間をチェック
パスコードを要求されるまでの時間を長く設定していると、ロックされるまでに誤操作している可能性があります。
『即時』に設定しておきましょう。
※『TouchID(指紋認証)』をロック解除に利用している方は、『即時』しか選択できないため関係ありません。
1.『設定』→『TouchIDとパスコード』とタップし、パスコードを入力
2.『パスコードを要求』をタップ
3.『即時』にチェックを入れる
最後に
今回はロック画面なのに勝手に電話が掛かるときの対処法を紹介しました。
ロック中でもSiriを起動できるように許可していると、『ロック画面でのセキュリティを強化する設定』で取り上げたように個人情報保護の観点からも危険なのでオススメできません。
あらかじめキッチリと対策しておきましょう。
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