平素はMicrosoft 365 from NTT Communications をご利用いただきありがとうございます。
昨今、メールクライアント(Outlookなど)をご利用のお客様より、突然メール受信ができなくなったという
お問い合わせを多数ご申告いただいております。
■Exchange Online の基本認証が2022年10月01日に廃止されます
//support.ntt.com/office365/information/detail/pid2500001gk0
本事象につきましては、Microsoft社より2022年10月01日に予定されております、
Exchange Onlineの基本認証廃止(※1)に伴う、試験的な機能停止が原因となります。
(※1)基本認証とはメールクライアントから以下プロトコルを利用しての接続方式となります。
・POP
・IMAP
・EWS
・ExchangeActiveSync (EAS)
・Remote
PowerShell (RPS)
基本認証廃止に伴い、無作為に選ばれた環境において、POP や IMAP のご利用を
48時間の間廃止していると聞き及んでおり、突然メール受信ができなくなったという事象につきましては、
当該施策に起因した事象の可能性が高いと推測いたします。
該当のお客様につきましては、[Microsoft365管理センター]-[正常性]-[サービス正常性]の[未解決の問題]にて
・EX394646(POPの48時間停止)とEX394483(IMAPの48時間停止)が表示されている事を確認しております。
お急ぎのお客様は大変ご不便をお掛けいたしますが、
ブラウザ版Outlook(Outlook on the Web)のご利用をお願い致します。
■Outlook on the Web
//mail.office365.com
本事象は48時間後に自動的に復旧され、メール受信が可能となりますが、
48時間以内に基本認証プロトコルの有効化をご希望のお客様につきましては、以下の手順で実施可能となっておりますので、
ご確認の上実施ください。
※実施には、管理者権限が必要となります。
<実施手順>
1)Microsoft 365 <//portal.office.com/> へ管理者アカウント
にてサインインし、[管理] のアイコンをクリック
2)「Microsoft 365 管理センター」右下の [サポートが必要ですか?]
または [ヘルプとサポート] をクリック
3)"解決ができるように問題についてお知らせください" のボックスに
以下を入力し、結果が表示されるまでお待ちください
Diag: Enable Basic Auth in EXO
※結果が表示されない場合は以下の URL にアクセスしてください
//aka.ms/DiagEnableBasicAuthinEXO
4)"診断を実行" の [テストを実行] をクリック
5)基本認証が無効化されている場合は該当のプロトコルが表示される
ため、"有効とするプロトコル" より基本認証を有効化したいプロトコル
を選択します
※「プロトコルを有効にする」と表示される場合もございます
6)"私は、[設定の更新] をクリックすると、上記の変更がテナント構成
へと反映されることを承諾します。" にチェックを入れ、[設定の更新]
をクリック
7)"診断テストを実行しています" と表示されるため、変更が完了する
までお待ちください
8)変更が完了したら画面を閉じます。
※複数のプロトコルの基本認証を有効とするには "私たちがお手伝いいたします。"
のウィンドウを一度閉じ、項番 2 以降を繰り返してください
※変更の反映までには 24 時間程度お時間を要する場合がございます。
◎<実施手順>の3)をされても、4)へ画面が進まない場合は、
下記、[Microsoft 365 管理センター 言語設定の変更手順]をご確認の上、
[表示言語の変更] から[English (United States)]
へ言語の変更をご実施ください。
その後、再度、1)から基本認証プロトコルの有効化をご実施ください。
[Microsoft 365 管理センター 言語設定の変更手順]
1. Microsoft 365 管理センター画面の右上にある [設定] (歯車のアイコン) より、
"お使いの言語を変更してください" をクリックします。
2. [表示言語] 内の [表示言語の変更] をクリックし、[English (United States)] を
選択のうえ、[選択] > [更新] をクリックします。
3. [Yes, sign out now] をクリックし、サインアウトします。
4. ブラウザを再起動し、Microsoft 365 管理センターにサインインしなおします。
※ 言語設定変更の反映に時間を要する場合があります。
<注意事項>
本手順を実施いただきましても、Microsoft社より再度試験的な設定変更が行われる可能性がございます。
表題にございますように、Exchange Online
の基本認証が2022年10月01日に廃止されます為、
廃止までに先進認証でのご利用をご検討いただくか、ブラウザ版Outlook(Outlook on the Web)でのご利用を
ご検討いただきますよう、お願い申し上げます。
<本施策における関連リンク>
■Outlook in Exchange Online での最新認証の有効化または無効化
//docs.microsoft.com/ja-jp/exchange/clients-and-mobile-in-exchange-online/enable-or-disable-modern-authentication-in-exchange-online
■【Exchange
Online】基本認証廃止に関するよくある質問
//support.ntt.com/office365/faq/detail/pid2300001n11
■現在は基本認証でPOP接続をしていますが、設定の確認や先進認証への変更方法が知りたいです。
//support.ntt.com/office365/faq/detail/pid2300001n0v
- Release 2020/02/28
- Update 2021/06/09
「Outlookでメールが受信できなくなってしまった」とお困りの方は多いでしょう。本記事では、Outlookでメールが受信できない場合の対処法について説明します。
メール受信はビジネスの場面でもプライベートの場面でも不可欠です。様々な対処法を試してOutlookのメール受信が問題なくできるようにしましょう。
Outlookでメールが受信できなくなった場合の特定
突然受信できなくなった
Outlookのメールを使用していて突然受信できなくなった場合は、ネット環境の変化や受信するメールサーバーの容量が超えるなどの原因が考えられます。その場合は、以下の方法をお試しください。
- インターネットの接続状態を確認する
- 別アカウントから送信してみる
- 受信する添付ファイルがサイズ制限を超えていないか確認する
- 不要なメールを削除する
- Webメールかメールサーバーを容量の多いプランに変更する
- 受信メールサーバーと送信メールサーバーを再設定する
- ウイルス対策ソフトを無効にしてみる
- 送信する側に問題がないか確認する
- 契約先メールプロバイダに問い合わせてみる
一部受信できないメールがある
Outlookのメールが一部受信できない場合は、以下の方法をお試しください。
- 迷惑メールを確認する
- 受信トレイを検索してみる
- 受信拒否リストを確認する
- 送信側のアカウントをブロックしていないかを確認する
- メールの転送が有効になっているかどうかを確認する
- 受信トレイのフィルターと並べ替えの設定を確認する
- 仕分けルールが設定されていれば削除してみる
- 送信する側に問題がないか確認する
添付ファイルが受信できない
Outlookの添付ファイルが受信できない場合は、以下の方法をお試しください。
- セーフリストに差出人のアドレスを登録する
- 契約先メールプロバイダに問い合わせてみる
- 通信環境を確認して再送信を送信元に依頼する
- 送信元に容量制限を超えた添付メールを送っていないか確認する
- メールサーバーの使用量を確認する(「コントロール パネル」で使用可)
- 送信元の添付ファイルに拡張子(例:.jpgなど)がついているか確認する
- 送信元のファイル拡張子がOutlookでブロックされるファイルの種類に該当していないか確認する
- 送信元の添付ファイルの容量を圧縮してもらう
- 一度に多くのファイルを送信元が送信しているのであれば複数のメールに分割してもらう
- 送受信グループで「このグループを送受信に含める」にチェックが入っているかを確認する
- ウイルス対策ソフトを無効にしてみる
メールボックスやメールサーバーの容量がいっぱいで受信できない
Outlookのメールボックスやメールサーバーの容量がいっぱいで受信できない場合は、以下の方法をお試しください。
- 不要なメールを削除する
- Webメールかメールサーバーを容量の多いプランに変更する
上記の方法以外にも、サーバーからメールを削除する日数を短くする方法もお試しください。
Outlook(インストール版)を開きます。①【「ゴミ箱」を「右クリック」】し、②【プロパティ】を選択します。
「ゴミ箱 プロパティ」ダイアログボックスが表示されました。①【古いアイテムの整理】タブを選択し、②【既定の保存設定】ボタンを押します。
「古いアイテムの整理」ダイアログボックスが表示されました。①【「次の間隔で古いアイテムの整理を行う」にチェックマーク】を入れ、②【既定より短い日数(例:14日ごと→7日ごと)】に設定します。
③【古いアイテムを削除する】を選択し、④【OK】ボタンを押して設定完了です。
送信はできるが受信ができない
Outlookのメールは送信ができても受信のみできない場合があります。その場合は、単に迷惑メールなどの受信設定に不備があって受信メールが見つからないのか、メールサーバーが受信できる容量制限を超えるなどシステムに原因があるかを考える必要があります。
原因がわからない場合、以下の方法を試しやすい対処法の順に配列しましたので、上から順にお試しください。
- 迷惑メールを確認する
- 受信トレイを検索してみる
- 受信拒否リストを確認する
- メールサーバーが受信できる容量制限を超えていないか確認する
- 送信の際の添付ファイルがサイズ制限を超えていないか確認する
- 送信側のアカウントをブロックしていないかを確認する
- メールの転送が有効になっているかどうかを確認する
- 受信トレイのフィルターと並べ替えの設定を確認する
- 別アカウントから送信してみる
- 不要なメールを削除する
- 仕分けルールが設定されていれば削除してみる
- Webメールかメールサーバーを容量の多いプランに変更する
- 受信メールサーバーと送信メールサーバーを再設定する
- その他送信する側に問題がないか確認する
- 契約先メールプロバイダに問い合わせてみる
エイリアスメールが受信できない
エイリアスメールとは、1つのメールアドレスを軸としてさらに新しいメールアドレスを複数追加できる機能です。エイリアスメールが受信できない場合は、上記の「送信はできるが受信ができない」の項目に加え以下の方法をお試しください。
Outlook.comにログインしたい方はこちら
Outlook.com(Web版)を開きます。①【設定(歯車のマーク)】を選択し、②【Outlookのすべての設定を表示】ボタンを押します。
「設定」ダイアログボックスが表示されました。
①【メール】タブ、②【メールを同期】の順に選択し、③【プライマリ エイリアスを管理または選択】ボタンを押します。
「Microsoftにサインインする方法の管理」のページが開き、アカウントエイリアスが表示されました。「…@gmail.com」のアカウントの確認を行いましょう。
【確認】ボタンを押します。
「このエイリアスを確認してください」ダイアログボックスが表示されました。【メールの送信】ボタンを押します。
Outlook.comのエイリアスに指定されているGmailのアドレスを開きます。
「Microsoft アカウント用のメールアドレスの確認」のメールを開き、【「エイリアスとしてこのメールアドレスが追加された場合は、このリンクを使って確認してください」のリンク】を押します。
「Microsoftにサインインする方法の管理」のページが再び開きました。「確認」のボタンが消え、エイリアスのメールの本人確認ができたことがわかります。メール受信をもう一度確認してみてください。
Yahoo!メールが受信できない
OutlookのメールアドレスにYahoo!メールからのメールが受信できない場合は、以下の方法をお試しください。
- 迷惑メールを確認する
- 受信トレイを検索してみる
- 受信拒否リストを確認する
- メールサーバーが受信できる容量制限を超えていないか確認する
- 送信の際の添付ファイルがサイズ制限を超えていないか確認する
- 送信側のアカウントをブロックしていないかを確認する
- メールの転送が有効になっているかどうかを確認する
- 受信トレイのフィルターと並べ替えの設定を確認する
- 別のYahoo!アカウントから送信してみる
- 不要なメールを削除する
- 仕分けルールが設定されていれば削除してみる
- Webメールかメールサーバーを容量の多いプランに変更する
- 受信メールサーバーと送信メールサーバーを再設定する
- その他Yahoo!のアカウントに問題がないか確認する
- 契約先メールプロバイダに問い合わせてみる
- Yahoo!メールヘルプに問い合わせてみる
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