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今や子供からお年寄りまで利用しているスマートフォンは、色々な機能が付いていて非常に便利ですよね。ところで皆さんは、スマートフォンを使うときによく耳にする「Wi-Fi」「Bluetooth」「テザリング」という言葉の意味や、それぞれの違いをしっかり理解できていますか?今回は、実は意外と知らない人が多いこの3つの用語について解説いたします。 ▶ソフトバンクの新料金プラン「LINEMO(ラインモ)」は3月17日に決定!申込方法や意外な落とし穴とは? Wi-Fiとは最近では“Wi-Fi=無線LAN通信”という意味で使われることが多いのですが、本来の意味で言えば、Wi-Fiは無線通信の規格の一つです。言わばブランドのようなもので、Wi-Fi Allianceという団体が、無線LANの標準規格である「IEEE802.11」に接続できると認証したものを「Wi-Fi」と呼んでいます。現在では、スマホやパソコン、ルーターなど、殆どの無線LAN機器がWi-Fi認証を受けているため、Wi-Fiと無線LAN通信はほぼ同義と言っても過言ではありません。Bluetoothとはでは、Wi-Fiとよく似ているBluetoothとは一体何なのでしょうか。結論から言うと、Bluetoothも無線LAN規格のひとつです。規格名は「IEEE 802.15.1」で、国際標準規格であるため、Bluetooth対応機器であればどの国で作られた製品でもケーブルを繋がずにデータをやり取りすることができます。身近なもので言えば、イヤホンやスピーカーなどに使われていることが多くあります。Wi-FiとBluetoothの違いは?先程ご説明したように、Wi-FiとBluetoothは共に無線LAN規格のひとつです。どちらも無線で情報のやりとりをするという点では同じですが、その違いは通信範囲や速度にあります。通信範囲に関しては、それぞれ想定されている距離が異なります。Wi-Fiは50m~100m程度の遠距離での通信を想定して作られています。一方、Bluetoothは数メートル程度の近距離での通信を想定して作られた規格です。 そして、Wi-FiとBluetoothを比較するうえで、最も大きな違いは通信速度です。Bluetoothの通信速度は最大でも24Mbpsとされているのに対し、Wi-Fiは最新の規格である11acであれば6.9Gbpsという通信速度を誇っており、Wi-Fiの方が圧倒的に速いのです。Wi-FiとBluetoothはどう使い分ける?広範囲かつ高速の通信ができるからといって、Wi-Fiの方が便利なのかと言えばそれは誤りです。Wi-FiとBluetoothでは、用途が全く異なるからです。先程も記載したとおり、Wi-Fiは高速で広い範囲へ通信を行うことができます。そのため、ルーターを介して離れた場所にあるパソコンやスマートフォンなどの複数のデバイスを繋ぎ、自宅やオフィスにネットワークを構築するにはWi-Fiが最適です。しかし、Wi-Fiは通信速度が速いというメリットがある一方で、消費電力が多いというデメリットがあり、デバイスの電源が確保できない状態で長時間利用するのには適しません。 それに対してBluetoothは、パソコンとマウスやキーボード、スマートフォンとイヤホンやスピーカーなど、近距離にあるデバイス同士を接続するのに最適です。通信読度は速くありませんが、少ない電力で無線通信ができるため、長時間利用するシーンや、細かい機器のワイヤレス化をする際にはBluetoothの方が便利です。このように両者の特徴をまとめてみると、一口に無線LAN通信の規格と言っても、特性や最適なシーンが異なることがわかるかと思います。 ▶︎月額2,178円~!WiFiレンタルプランの詳細はこちらからテザリングとはWi-FiやBluetoothと混合されがちですが、テザリングは通信規格ではなく、インターネットに接続する方法のことです。テザリングを利用すると、スマートフォンをアクセスポイントとして、パソコンやダブレット、ゲーム機などをインターネットに接続することができます。つまり、スマートフォンのエリア内であれば、どこでもインターネットに接続することが可能となります。テザリングの種類テザリングには、Wi-Fi、Bluetooth、USBの3つ種類があります。1.Wi-FiテザリングWi-Fiを使ってスマートフォンと端末を接続する方法です。対応機器が多いことに加え、Wi-Fiの特性を活かして複数の機器を同時に接続できることが特徴です。 2.Bluetoothテザリングスマートフォンと端末を、Bluetoothを使って接続する方法です。Wi-Fiテザリングに比べ電力消費が少ないのですが、通信速度が遅いため容量が多いデータのやり取りには不向きです。 3.USBテザリングUSBケーブルを使ってスマートフォンと端末を接続する方法です。通信速度が速く、端末側からスマートフォンへ給電しながら利用することができますが、USBケーブルによる有線接続であるため利用場所が限定されます。また、接続する端末はUSBポートがあるものでなくてはならず、複数台の同時接続はできません。 テザリング利用時の注意点便利なテザリングですが、利用時には以下の点について注意が必要です。1.通信制限になる可能性が上がるパソコンやタブレットでのインターネット接続は、スマートフォン利用時に比べると通信量が多くなりがちです。テザリングではスマートフォンのモバイルネットワークを利用してインターネットに接続しているため、予想外にデータ通信量を使ってしまい、通信制限になってしまう可能性があるので注意が必要です。 2.バッテリーの消耗が速くなるテザリングを使用すると、通常よりもスマートフォンのバッテリーを消費します。特にWi-Fiテザリングの場合は、できるだけ短時間の利用に留めた方が良いでしょう。 3.電波干渉により不安定になる可能性がある人が多い場所では、電波干渉によって上手く接続できないことも。途中で通信が途切れてしまう可能性もあるので、重要な情報を送受信する際はテザリングの利用を避けた方が無難です。 さいごにWi-Fi、Bluetooth、テザリングの違いや特徴についてご紹介しました。これまで何となくでしか意味がわかっていなかったという方も、それぞれの意味や違いについて理解できたのではないでしょうか。いずれもスマートフォンを利用するうえで非常に便利なものなので、メリット・デメリットを整理し、最適な利用をするようにしましょう。 ▶︎月額2,178円~!WiFiレンタルプランの詳細はこちらから 関連記事 wifiはもういらない?Bluetoothテザリングでバッテリー節約術 今さら聞けないスマホのテザリングとwifiの違いとは?? Wi-FiとBluetoothの違いを解説!特徴、メリット・デメリットなど
そこで本記事では、iPhoneを使ったテザリングの方法とテザリング接続する際に注意すべきポイントや、トラブルへの対処法について解説します。
1-1.docomoの場合の準備契約キャリアがdocomoの場合は、基本的に有料プランに加入する必要はなく無料でテザリングが使用可能です。ただし、加入しているプランによっては改めてテザリング使用の申請をする必要があるため、公式サイトで加入プランがテザリングに対応しているか確認してください。 【参考】docomo公式「テザリング」 1-2.auの場合契約キャリアがauの場合は、テザリングが使用可能になるオプションに申し込む必要があります。基本的に無料でテザリングが使用可能ですが、プランによっては月500円の使用料金が発生します。 【参考】au公式「テザリング」 1-3.SoftBankの場合契約キャリアがSoftBankの場合は、テザリングオプションに加入する必要があります。各プランにおいて基本的に、月500円のテザリング使用料が発生します。 【参考】SoftBank公式「テザリングオプション」 1-4.格安SIM(MVNO)の場合楽天モバイル、UQモバイル、mineoなど主要な格安SIMはテザリングの申請をする必要はなく、月額料金も無料です。ただし仕様が変更になる可能性もあるので、テザリング機能を使用する前に必ず公式サイトで確認するようにしましょう。 【参考】楽天モバイル公式「テザリング(ご利用方法)」 【参考】UQモバイル公式「テザリング機能」 【参考】mineo公式「テザリング設定」 また、通信キャリアと格安SIMの通信キャリアが異なる場合、iPhoneのSIMロック解除が必要になるケースもあるので注意が必要です。
手順① 手順②
手順③ 2-1.Wi-Fiを利用したテザリング手順①
これで「接続済み」と表示されれば、テザリングは完了です。 2-2.Bluetoothを利用したテザリング
手順② 手順③ Windowsからテザリング接続する場合 手順③ Macからテザリング接続する場合
2-3.USB接続を利用したテザリング電波が良くない場所では、Wi-Fi接続よりもUSBを使用した接続の方が接続が安定する場合もあります。 手順① 手順②
3-1.iPhone名が公開されてしまうテザリング機能をオンにするとiPhoneの名前(SSID)が周囲に公開されて、誰にでも見られる状態になってしまいます。 しかも、デフォルトの状態だと「〇〇のiPhone」などと自分の名前が表示されてしまうケースが多いため変更しておくことを強く推奨します。また、テザリングのパスワードはSSIDから推測されそうなものは避けることも大切です。 パスワードは一度接続すれば次回以降は自動接続が可能なので、ある程度複雑なパスワードを設定しておいても良いでしょう。 3-2.バッテリーの消費が多くなるテザリング機能を使用すると、バッテリーの消費が通常よりも多くなり、減りも早くなります。 そのため、外出先で長時間にわたってテザリング接続する場合はカフェのように充電できる場所で行う、もしくはモバイルバッテリーを持っておくことを推奨します。Bluetooth接続によるテザリングであれば多少ではありますが、Wi-Fi接続よりもバッテリーの消費を抑えることが可能です。 3-3.通信量が多くなるパソコンはバックグランドでソフトが起動しており、それによって知らないうちに通信量を消費していることも少なくありません。そのため、テザリング接続を多用するとスマホのデータ使用量の制限を超える可能性があります。 短時間の使用であれば通信量を大量に消費する心配はないといえますが、念のため注意しておいた方が良いでしょう。 3-4.テザリング時のパソコンのアップデートは避けるパソコンのアップデートは数百メガバイト、多いと数ギガバイトになる場合があり、これもスマホのデータ使用量の制限を超える可能性があります。同様の理由で、テザリングによる動画の視聴も避けた方が無難です。 3-5.古い端末の場合は通信速度が遅くなるケースがある通信速度は端末によって異なり、古い端末の場合はテザリングの通信速度も遅くなる傾向があります。
4-1.テザリングが可能な状態か確認するテザリングが出来ない時にはまず、テザリングが可能な機種かどうか確認しましょう。また、キャリアによってはテザリング接続するための専用プランに加入する必要があるため、契約内容を確認してみてください。 格安SIMの場合はdocomo系の回線ならdocomo版のiPhoneを使うなど、回線とキャリアを合わせる必要があります。ただし、SIMフリーのiPhoneやSIMロックを解除したiPhoneであれば回線とキャリアの組み合わせを気にする必要はなくなります。 4-2.Wi-FiやBluetoothが「オン」になっていることを確認するiPhoneとテザリングしたい端末の両方が、Wi-FiやBluetoothが「オン」になっていることを確認しましょう。一旦オンオフを切り替えることで、接続できないトラブルが解決することが多くあります。 4-3.速度制限中でないか確認するこれは「テザリングできない」わけではないのですが、事実上「使用できない」に等しい状態なので記載します。 許可されたデータ使用量を超えた状態の場合、ネットの通信速度が制限されます。この状態では、テザリングはできていても通信速度が極端に遅くなっているためWebサイトを開くのに非常に時間を要するなどの現象が起こる原因になります。 これを解決するためには、新たにデータ使用量を購入して増やすか、(契約状況によりますが)翌月になり新たに使用量が加算されるまで待つことになります。 4-4.機内モードやモバイルデータ通信を切り替える接続先の端末に特に問題がない場合は、iPhone側に何かしらの原因がある可能性があります。 iPhoneを一旦機内モードにしてみたり、モバイルデータ通信をオフにしてから再び有効化してみると接続できるようになるかもしれません。 4-5.iPhoneを再起動するここまでに挙げた対処法の効果がない場合は、iPhoneを再起動してみるという方法があります。これによってiPhone側の問題が解消されて、接続できるようになる可能性があります。 4-6.ネットワーク設定をリセットする先に挙げた5つの対処法を試しても接続できないなら、ネットワーク設定をリセットして最初からやり直す必要があります。 手順① 手順②
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