過去問 1級建築士 学科Ⅴ施工 2018 (H30) /01/26[コンクリート工事-05] 1H19Ⅳ【問 11】 1.アルカリ骨材反応の抑制対策として、高炉セメントB種を使用することは有効である。 2.マスコンクリートに使用する混和剤については、一般に、単位セメント量を少なくするために、AE減水剤促進形とする。 3.普通コンクリートの品質基準強度は、「設計基準強度」もしくは「耐久設計基準強度」のうち、大きいほうの値とする。 4.単位セメント量が過小であるコンクリートは、ワーカビリティーが悪くなり、コンクリートの充填てん性の低下等が生じやすくなる。 5.コンクメートの養生期間中の温度が過度に高いと、長期材齢における強度の増進が小さくなる。 正答肢:2 1H19Ⅳ【問 12】 1.コンクリートポンプによる圧送において、粗骨材の最大寸法が20mmであったので、その寸法に対する輸送管の呼び寸法を100Aとした。 2.レディーミクストコンクリートは、荷卸し直前にトラックアジテータのドラムを高速回転させて、コンクリートを均質にした後に排出した。 3.レディーミクストコンクリートの受入検査時における運搬時間の確認は、運搬車ごとにレディーミクストコンクリート納入書により行った。 4.寒中コンクリートにおける初期養生の打切り時期を決定するための温度管理は、打ち込まれたコンクリートのうち、最も温度が低くなる部分を対象に行った。 5.梁において、やむを得ずコンクリートを打ち継ぐ必要が生じたので、その梁の鉛直打継ぎ部については、梁の端部に設けた。 正答肢:5 1H20Ⅳ【問
10】 ―――項 目――――――――――――――――――許容差の標準値 正答肢:2 1H20Ⅳ【問 11】 1.コンクリート棒形振動機については、打込み各層ごとに用い、その各層の下層に振動機の先端が入るようにほぼ鉛直に挿入し、挿入間隔を60cm以下とし、コンクリートの上面にセメントペーストが浮くまで加振した。 2.コンクリート打込み後に発生したプラスチック収縮ひび割れの処置については、コンクリートの凝結が終了した後にタンピングにより行った。 3.流動化コンクリートの流動化剤の添加及び流動化のための攪拌かくはんについては、工事現場において行った。 4.高流動コンクリートの打込みにおいて、材料が分離することなく円滑に流動していることが確認され、充填じゅうてんも困難でなかったので、特に締固めを行わなかった。 5.高強度コンクリートの計画調合における品質及び施工性の確認については、「実機プラントを用いた試し練り」及び「施工試験」により行った。 正答肢:2 2018-01-26 05:30 : 1級建築士 : コメント : 0 : トラックバック : 0 : ↑ 過去問 1級建築士 学科Ⅴ施工 2018 (H30) /01/25[コンクリート工事-04] 1H17Ⅳ【問 11】 1.普通コンクリートの品質基準強度は、「設計基準強度」もしくは「耐久設計基準強度」のうち、大きいほうの値とする。 2.仕上げなしのコンクリートの中性化は、炭酸ガス濃度の影響を受けることから、 一般に、屋内より屋外のほうが早く進行する。 3.コンクリート中の塩化物イオン量がやむを得ず0.30kg/m3を超える場合には、鉄筋の防錆について有効な措置を講じなければならない。 4.普通ポルトランドセメントを用いる水密コンクリートの水セメント比の最大値は、50%である。 5.高性能AE減水剤を用いる普通コンクリートの単位セメント量の最小値は、290kg/m3である。 正答肢:2 1H17Ⅳ【問 12】 1.マスコンクリートの場合、構造体コンクリートの強度管理のための供試体の圧縮強度の判定を調合管理強度で行う場合の養生方法については、一般に、標準養生とする。 2.縦型フレキシブルシュートを用いて高所からコンクリートを流下させる場合、その投入口と排出口との距離については、水平方向の距離を垂直方向の距離の1/2以下とする。 3.設計基準強度が60N/mm2の高強度コンクリートの場合、コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間については、外気温にかかわらず120分を限度とする。 4.建築物の計画供用期間の級が「長期」の場合、普通ポルトランドセメントを用いるコンクリートの打込み後の湿潤養生の期間は、5日間以上とする。 5.普通ポルトランドセメントを用いる場合、寒冷期においては、コンクリートの打込み後5日間以上コンクリートの温度が2℃を下まわらないように養生する。 正答肢:4 1H18Ⅳ【問 10】 1.普通コンクリートにおける構造体コンクリートの圧縮強度の検査において、1回の試験に用いる供試体については、適当な間隔をあけた任意の3台の運搬車から各1個ずつ、合計3個採取する。 2.普通コンクリートにおける構造体コンクリートの圧縮強度の検査については、「打込み日ごと」、「打込み工区ごと」、かつ、「150m3又はその端数ごと」に1回行う。 3.流動化コンクリートに用いるベースコンクリートの単位水量は、一般に、185kg/m3以下とする。 4.初期凍害のおそれのある寒中コンクリートにおいては、AE剤、AE減水剤又は高性能AE減水剤を使用し、空気量を3%以下とする。 5.高強度コンクリートにおけるコンクリート中の塩化物イオン量の許容値については、鉄筋腐食に対する抵抗性が普通コンクリートと同等以上なので、0.30kg/m3以下とする。 正答肢:4 1H18Ⅳ【問
11】 正答肢:3 2018-01-25 05:14 : 1級建築士 : コメント : 0 : トラックバック : 0 : ↑
過去問 1級建築士 学科Ⅴ施工 2018 (H30) /01/24[コンクリート工事-03] 1H15Ⅳ【問 11】 1.計画供用期間の級が標準で、設計基準強度が24N/mm2のコンクリートにおいて、激しい凍結融解作用により凍害を生じるおそれのある部分のコンクリートについては、空気量を5%とした。 2.海水の作用を受けるコンクリートのうち、飛来塩分量(NaCl)として20mddを受ける部分については、セメントに高炉セメントB種を使用し、水セメント比の最大値を45%とした。 3.プレテンション方式によるプレストレストコンクリートにおいて、コンクリートの設計基準強度については、24N/mm2以上とし、コンクリートに含まれる塩化物量については、塩化物イオン量として0.30kg/m3以下とした。 4.マスコンクリートを適用する構造物については、ビーライト(C2S)の量が相対的に多い中庸熱ポルトランドセメントを使用し、調合強度を定めるための構造体コンクリートの強度管理材齢を63日とした。 5.普通ポルトランドセメントを用いる水密コンクリートについては、実積率ができるだけ大きい粗骨材を使用し、初期の湿潤養生期間を10日間とした。 正答肢:3 1H15Ⅳ【問 12】 1.構造体コンクリートの圧縮強度試験の判定については、試験材齢を28日とし、標準養生の供試体による場合、1回の試験における3個の供試体の圧縮強度の平均値が調合管理強度以上であったので合格とした。 2.コンクリートの打込み継続中において、先に打ち込んだコンクリートと後から打ち重ねるコンクリートとの時間間隔の限度は、外気温が27℃であったので90分を目安とし、先に打ち込まれたコンクリートの再振動可能時間以内とした。 3.構造体コンクリートの受入れ時の検査において、呼び強度が27のレディーミクストコンクリートの1工区の打込みの量が130m3/日であったので、圧縮強度試験を1回行うこととした。 4.コンクリートポンプによる圧送中にベント管内で閉塞した少量のコンクリートについては、流動化剤を添加してワーカビリティーを良好にし、ホッパーに戻し、再度撹拌した後に構造体に打ち込んだ。 5.コンクリート棒形振動機は、打込み各層ごとに用い、その各層の下層に振動機の先端が入るようにほぼ鉛直に挿入し、挿入間隔を60cm以下とし、コンクリートの上面にペーストが浮くまで加振した。 正答肢:4 1H16Ⅳ【問 11】 1.高強度コンクリートは、粘性が高く振動による締固めの効果がでにくいので、コンクリートの強度、ワーカビリティー、配筋状況等に応じて、1層の打込み高さ及び打込み速度を決定した。 2.暑中コンクリートにおける湿潤養生の開始時期は、コンクリート上面においてはブリーディング水の消失した時点、せき板に接する面においては脱型直後とした。 3.寒中コンクリートを適用した工事において、打込み時に適切なコンクリート温度を確保するため、水、セメント及び骨材を加熱した。 4.工事現場において流動化剤を添加した流動化コンクリートは、外気温が27℃の場合、荷卸しから打込み終了までに要する時間を20分以内とした。 5.流動化コンクリートの調合強度については、ベースコンクリートの圧縮強度に基づいて決定した。 正答肢:3 1H16Ⅳ【問
12】 1.高強度コンクリートにおける構造体コンクリートの圧縮強度の試験回数については、打込み日ごと、打込み工区ごと、かつ、150m3又はその端数ごとに1回とした。 2.荷卸し地点における軽量コンクリートの単位容積質量の管理及び検査については、計画調合から求めたフレッシュコンクリートの単位容積質量を基準として行った。 3.寒中コンクリートにおける構造体コンクリートの初期養生打切り時期を決定するための供試体の養生については、打ち込まれたコンクリートとできる限り同じ温度条件となるような場所において封かん養生とした。 4.普通コンクリートのフレッシュコンクリートの品質管理において、スランプが許容差を外れたので、JISに基づき、同一運搬車から別の試料を採取して再試験を行うこととした。 5.ポストテンション方式によるプレストレストコンクリートにおいて、作業緊張力の管理については、「荷重計(圧力計)の示度」及び「PC鋼材の伸び」により行った。 正答肢:1 2018-01-24 05:00 : 1級建築士 : コメント : 0 : トラックバック : 0 : ↑ 過去問 1級建築士 学科Ⅴ施工 2018 (H30) /01/23[コンクリート工事-02] 1H13Ⅳ【問 11】 1.軽量コンクリート2種の設計基準強度の最大値は、27N/mm2であり、気乾単位容積質量の範囲は、1.4~1.8t/m3である。 2.暑中コンクリートの適用期間にコンクリートを打ち込む場合は、練混ぜを開始してから打込みが終わるまでの時間を、90分以内とする。 3.高強度コンクリートは、「中性化」や「塩化物イオンの浸透」に対する抵抗性に優れているので、通常のコンクリートと同程度のかぶり厚さとすることにより、耐久性の向上が期待できる。 4.マスコンクリートを適用する部材を特記する場合には、一般に、最小断面寸法が壁状部材については80cm以上、マット状部材及び柱状部材については100cm以上を目安とする。 5.「計画供用期間の級」が標準で、設計基準強度24N/mm2の激しい凍結融解作用を受けるおそれのあるコンクリートを振動機を用いて締固めを行う場合は、密実なコンクリートが打ち込めるように空気量を3%以下とし、かつ、加振時間を標準より長くする。 正答肢:5 1H13Ⅳ【問
12】 1.はり及びスラブの鉛直打継ぎ部は、欠陥が生じやすいので、できるだけ設けないほうがよいが、やむを得ず鉛直打継ぎ部を設ける場合は、部材のスパンの中央付近に設けた。 2.コンクリートをポンプ工法により圧送する場合は、圧送に先立ち、流動性のよい貧調合のモルタルを圧送して輸送管内面の潤滑性を付与し、コンクリートの品質変化を防止する。 3.スランプが18cm程度のコンクリートをポンプ工法により打ち込む場合は、一般に、打込み速度20~30m3/hを目安として計画する。 4.型枠振動機による加振時間は、部材の厚さ及び形状、型枠の剛性、打込み方法等によって異なり、一般に、スランプが18cm程度のコンクリートの場合は、1~3分を標準とする。 5.コンクリートの打込み後において、プラスティック収縮ひび割れ、沈みひび割れ等が発生した場合は、凝結終了前に、コンクリート表面のタンピング等により処置する。 正答肢:2 1H14Ⅳ【問
11】 1.細骨材の表乾密度は、2.60g/cm3である。 正答肢:4 1H14Ⅳ【問 12】 1.高流動コンクリートの流動性は、スランプフローで表し、その値を65cmとした。 2.普通コンクリートを使用した流動化コンクリートのスランプを23cmとし、そのベースコンクリートのスランプを8cmとした。 3.高強度コンクリートにおいて、設計基準強度が50N/mm2の場合、荷卸し地点におけるスランプフローをを60cmとした。 4.プレストレストコンクリートにおいて、現場打込みによるポストテンション方式の場合のスランプを15cmとした。 5.普通コンクリートを使用した水中コンクリートにおいて、適切なワーカビリティーが得られるように、スランプを20cmとした。 正答肢:2 2018-01-23 05:25 : 1級建築士 : コメント : 0 : トラックバック : 0 : ↑ 過去問 1級建築士 学科Ⅴ施工 2018 (H30) /01/22[コンクリート工事-01] 1H11Ⅳ【問 11】 1.コンクリートの打込み数量が180m3であったので、構造体コンクリート強度の検査として圧縮強度試験を1回行った。 2.「計画供用期間の級」が標準で普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートの打込みを行ったので、湿潤養生を5日間行った。 3.「計画供用期間の級」が標準で設計基準強度が24N/mm2(240kgf/cm2)の場合、コンクリートの品質基準強度を27N/mm2(270kgf/cm2)とした。 4.暑中コンクリートの荷卸し時のコンクリート温度は、35℃以下とした。 5.高強度コンクリートの施工において、練混ぜから打込み終了までの時間を外気温にかかわらず120分を限度として管理した。 正答肢:1 1H11Ⅳ【問
12】 1.現場打ち鉄筋コンクリート壁の増設工事において、新設耐震壁のコンクリートの打込み後、直ちにグラウティングを行った。 2.現場打ち鉄筋コンクリート時の増設工事において、新設耐震壁と既存部との取合い部分には、割裂補強筋を設けた。 3.現場打ち鉄筋コンクリート壁の増設工事において、新設耐震壁のコンクリートの打込みには圧入工法を採用し、その打込み高さが大きいため圧入孔管を2段に配置した。 4.溶接金網巻き工法による柱の補強工事において、コンクリートの打込みには流込み工法を採用し、打込み高さ1mごとに締固めを行った。 5.連続繊維シート巻き工法による柱の補強工事において、柱の隅角部は面取りを行った。 正答肢:1 1H12Ⅳ【問 11】 1.構造体コンクリートの乾燥収縮ひび割れを抑制するために、粒形判定実積率の大きい粗骨材(コンクリート用砕石及び砕砂)に変更し、コンクリートの単位水量は、170kg/m3とした。 2.「計画供用期間の級」が標準で、コンクリートの化学抵抗性を向上させるために高炉セメントB種を用い、その水セメント比の最大値は、60%とした。 3.施工性を確保するために、調合管理強度が30N/mm2の普通コンクリートのスランプは、21cmとした。 4.単位水量を少なくするために、高性能AE減水剤を用いる普通コンクリートの単位セメント量の最小値は、290kg/m3とした。 5.粗骨材の最大寸法が20mmの場合、凍結融解作用に対する抵抗性を増すために、「一般のコンクリート」の空気量は、5.5%とした。 正答肢:3 1H12Ⅳ【問 12】 1.寒中コンクリートの初期養生の期間は、打ち込まれたコンクリートの圧縮強度が5N/mm2{50kgf/cm2}に達するまでとした。 2.軽量コンクリートに用いる人工軽量骨材は、圧送中における圧力吸水が生じないように、あらかじめ十分に吸水させたものを使用した。 3.流動化コンクリートの製造をレディーミクストコンクリートにより行う場合、施工者は、生産者にベースコンクリートのスランプの管理を行わせ、その結果を提出させた。 4.高流動コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間の限度は、原則として、120分とした。 5.マスコンクリートの施工において、内部温度が最高温度に達し、外気温との温度差が大きくなったので、保温養生に用いた材料を取り外した。 正答肢:5 2018-01-22 05:42 : 1級建築士 : コメント : 0 : トラックバック : 0 : ↑ |