Windows10 このファイルを開く方法を選んでください 表示させない

12 /02 2015

現在、Windows10とOffice2013を使用している。
数日前から、docxファイルを開こうとすると、「このファイルを開く方法を選んでください」というダイアログが出るようになった。
その場で「Word(デスクトップ)」を選んでやれば、後は普通に使えるのだが、毎回これが出るのは鬱陶しいし、システムを正常でない状態のままにしておくのは気持ちが悪いので、修復することにした。
実はWindows8.1の頃にも同じような現象になったことがあり、今回が2度目か3度目だ。毎回手順を調べるのも面倒なので、ここに整理しておく。

1. 復元ポイントの作成
この手順は必須ではないが、システムに何か変更を加えるときには、事前に「復元ポイントの作成」を実行しておき、万が一の場合にでも元に戻せるようにしておくと良い。
復元ポイントの作成については、他サイトのこちらやこちらの記事が詳しく書いてあるので、そちらを参考に。

2. 「既定のプログラム」の確認
Wordのインストール状態が正しいか、何らかの理由で破損しているのかを調べる。
(1) コントロールパネルを開く。
方法はいろいろあるが、[Win]+[X]を押して[P]が確実で早いと思う。

(2) 既定のプログラムを選ぶ。
(2-a) コントロールパネルの表示方法が「カテゴリ」の時は、「プログラム」を選び、

Windows10 このファイルを開く方法を選んでください 表示させない

次に「既定のプログラム」の下にある「既定のプログラムの設定」を選ぶ。

Windows10 このファイルを開く方法を選んでください 表示させない

(2-b) コントロールパネルの表示方法が「大きいアイコン」または「小さいアイコン」の時は、「既定のプログラム」を選び、

Windows10 このファイルを開く方法を選んでください 表示させない

「既定のプログラムの設定」を選ぶ。

Windows10 このファイルを開く方法を選んでください 表示させない

(3) Wordがあるかどうか確認
少し待つと、以下のように、このコンピュータにインストールされているプログラムが一覧表示されるはず。

Windows10 このファイルを開く方法を選んでください 表示させない

前置きが長くなったが、ここで確認して欲しいのは、一覧の中に「Word(デスクトップ)」があるかどうか。
Wordを正しくインストールしたのであれば、本来、上図のように「Word(デスクトップ)」が表示される。
しかし、何らかの理由で、これが表示されなくなってしまう事がある。実際、私がそうだった。
不思議なことに「Excel(デスクトップ)」や「Powerpoint(デスクトップ)」など他のOfficeアプリはある。Wordだけ無い。以前(Windows8.1の頃)も同じだった。
「Word(デスクトップ)」が表示されていれば 4. へ。表示されていなければ 3. へ。

3. Officeの修復
「既定のプログラム」の一覧の中に「Word(デスクトップ)」が表示されないのは、Officeが破損しているせいなので、以下の手順でOfficeを修復する。
(1) 再びコントロールパネルを開く。
上から順に手順を踏んでここまで辿り着いたのなら、「既定のプログラム」画面が開いているはず。
その画面の左上にある「←」ボタンでコントロールパネルのトップに戻ることができるが、この画面は後で使うので開きっぱなしにしておいて、新たにコントロールパネルを開くと良い([Win]+[X]を押してから[P]を押す等)。

(2) 「プログラムと機能」を選択
(2-a) コントロールパネルの表示形式が「カテゴリ」の場合は、まず先ほどと同様に「プログラム」を選び、次に「プログラムと機能」を選ぶ。

Windows10 このファイルを開く方法を選んでください 表示させない

(2-b) コントロールパネルの表示方法が「大きいアイコン」または「小さいアイコン」の時は、「プログラムと機能」を選ぶ。

Windows10 このファイルを開く方法を選んでください 表示させない

(3) 修復
「プログラムのアンインストールまたは変更」画面になるので、一覧から Microsoft Office を探して、上部にある「修復」を押す。

Windows10 このファイルを開く方法を選んでください 表示させない

「Officeをどのように修復しますか?」と聞かれるので、クイック修復を選んで(自動的に選択されているはず)「修復」。

Windows10 このファイルを開く方法を選んでください 表示させない

Excel等の関連アプリが開いている場合は、閉じるように言われる。
しばらく待つと、修復が完了する。

Windows10 このファイルを開く方法を選んでください 表示させない

「閉じる」を押す。
「プログラムのアンインストールまたは変更」画面に戻る。この画面はもう使わないので閉じて良い。

4. 「既定のプログラム」の設定
(1) 状況確認
上述の 2. 「既定のプログラム」の確認 で、一覧の中にWordがあった人は3.を飛ばしてこの章に、Wordがなかった人は3.で修復してこの章に辿り着いていることと思う。
よってこの時点で「既定のプログラム」の一覧を見ると、「Word(デスクトップ)」が表示されているはず。
「既定のプログラム」を開きっぱなしにしたままで修復を行った人は、いったんメニューバーの[表示(V)] - [最新の情報に更新(R)]を押すと良い。
(どうやっても「Word(デスクトップ)」が表示されない場合、申し訳ないが私にはお手上げだ。以下の記事は役に立たない。)

(2) Wordを選択
「Word(デスクトップ)」を選び、「既定でこのプログラムで開く項目を選択する」を押す。

Windows10 このファイルを開く方法を選んでください 表示させない

なお「すべての項目に対し、既定のプログラムとして設定する」を押しても差し支えないとは思うが、いい機会なのでここで詳細画面を確認しておくことをお勧めする。

(3) 拡張子の関連付け
Officeの修復をした場合でもしなかった場合でも、.docx の関連付けが外れている場合がある。
もし .docx の行のチェックボックスがオフになっていたら、オンにする。

Windows10 このファイルを開く方法を選んでください 表示させない

同様に、.doc など、Wordで開きたい拡張子のチェックボックスがオフになっていたら、オンにする。
よく分からない拡張子は、いじらなくて良い。
最後に「保存」。
なおこの画面では、チェックボックスをオフからオンにする事はできるが、オンをオフにする事はできないようなので、まちがってオンにしたら保存せずにキャンセルして、画面を開き直す。

(4) Excelの確認
Officeの修復をした場合、.xlsx の関連付けが外れてしまう場合がある。私がそうだった。
これにより、修復前は「docxを開く度にダイアログが出るが、xlsxは普通にExcelで開くことができた」人でも、
修復後は「xlsxを開く度にダイアログが出る」ようになってしまう事がある。
これを直すには、(2)(3)と同様の手順を行う。簡単に言うと以下の通り。
・「規定のプログラムを設定する」画面の一覧から「Excel(デスクトップ)」を選ぶ。
・「既定でこのプログラムで開く項目を選択する」を押す。
・.xlsxのチェックボックスをオンにして「保存」。

以上で完了。PCの再起動は必要ない。(私はそうだった。再起動したければすれば良い。損はない。)
これで、docxでWordが、xlsxでExcelが普通に開けるようになったはずだ。

コメント

このファイルを開く方法を選択してください なぜ?

このファイルを開く方法を選んでください。] というメッセージが表示された場合は、ファイルを開けるアプリがパソコンにインストールされないか、[既定のアプリ]が設定されていない可能性があります。 開けるアプリがあるときは、[その他のアプリ↓]からアプリを指定しましょう。

どのアプリで開きますか 変更?

ファイルを開くプログラムを変更する.
[スタート] メニューの [設定] をクリックします。.
[アプリ]、[既定のアプリ] をクリックします。.
変更するアプリをクリックし、一覧からアプリを選択します。 Microsoft Store で新しいアプリを検索することもできます。.

いつもこのプログラムで開く 解除?

ファイルを右クリックして [プログラムから開く] の [別のプログラムを選択] から関連付けを変更できます。 「常にこのアプリを使って開く」を解除するには、上記の方法で別のプログラムと関連付けます。 設定 > アプリ > 既定のアプリ から、既定のアプリを変更したり、拡張子の関連付けも変更できます。